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【野口裕之の軍事情勢】米軍や自衛隊の兵器に埋め込まれる中国製スパイ部品 起こりうる自爆装置誤起動! [2)世界・軍事]

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【野口裕之の軍事情勢】米軍や自衛隊の兵器に埋め込まれる中国製スパイ部品 起こりうる自爆装置誤起動!

貿易での対立を深めているトランプ米大統領(左)と中国の習近平国家主席(共同)

 

 米シリコンバレーで研究・開発を続ける台湾系米国人技術者K氏の求めに応じ、1回目の接触を試みたのは2014年夏であった。場所は、K氏が都内に設立したベンチャー企業R社。K氏の依頼は「開発技術が中国人民解放軍に狙われている。危険実態を知らせたいので、○△省のしかるべき人物を紹介してほしい」との趣旨だった。K氏はFBI(米連邦捜査局)の保護下に置かれるが、理由は後述する。

 4年も前の「危ない事件」を思い出したのは、FBIが、米IT大手アップルの自動運転技術に関わる機密情報を盗んだとして、元社員のシャオラン・チャン被告(39)を財産価値のある企業の機密情報(トレードシークレット)窃取罪で起訴したニュースがきっかけだった。

 中国の習近平政権の産業戦略《中国製造2050》計画は、他国の技術を強制的に移転し、飲茶を楽しむがごとく知的財産権を侵害する。今次小欄は結果的に、米国のドナルド・トランプ政権が対中貿易戦争の激化覚悟で対抗に踏み切る正当性に触れる内容となろう。

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【原坂一郎の子育て相談】学童保育からの帰り道が心配 [3)ライフ]

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【原坂一郎の子育て相談】学童保育からの帰り道が心配

写真はイメージです

相談

 夫婦共働きのため、小学1年生の娘は、放課後は学童保育に行き、午後6時半過ぎに帰ってくる毎日です。自宅までは徒歩5分ですが、1人で帰る日が多く、女児を狙った昨今の事件などから不安を感じています。携帯電話はまだ周りの子供は持っていないようです。どんな対策をしてあげればよいか、助言をいただければと思います。

回答

 わが家にも女の子がいますので、同じ親としてそのお気持ち、よくわかります。けれども、ある本を読んでからはそういう心配をしないようにしました。

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【川村妙慶の人生相談】93歳のいとこと仲直りしたい…ささいなひと言で仲違い [3)ライフ]

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【川村妙慶の人生相談】93歳のいとこと仲直りしたい…ささいなひと言で仲違い

イラスト・千葉真

相談

 ずっと姉妹のように親しくしていたいとこ(93)と音信不通です。

 最後の電話は2年前。他愛もない話の流れで、いとこが「友人Aさんが嫌い」と打ち明けてきましたが、それに私が「私はAさん好きよ」と返したことが、気に入らなかったようです。電話を切る際、いとこから「今後は私から電話するから、あなたからは掛けないで」と言われました。

 それでも「元気かな」と気になって手紙や年賀状を出すのですが、返事は一切ありません。一方、私の兄のもとには、いとこから「年賀状ありがとう。元気でやっている」と電話があったそうです。

 私のささいなひと言がこんな仲違いを招くとは…。あんなことで人は傷つくのであれば、もっと言い方があったのではと反省しています。二人とも、もう人生あとわずか。このままになるのは寂しく、再び手紙をと思うのですが、何と書けばいいのか分かりません。(堺市、83歳、主婦)

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東京医科大学・・東京地検特捜部はすでに、不正合格者のリストを入手している。

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【産経抄】7月16日

 兵庫県西宮市にある中高一貫の名門校、甲陽学院で、村上千秋先生は長く国語を担当していた。ある講習で、生徒にこんな話をしたそうだ。受験の季節になると、あいさつにやって来る受験生の両親についてである

 ▼私にはまったく力がないから、なんの意味もない。現に私の息子は、この学校の入試に落ちている。息子とは、ノーベル文学賞有力候補の作家、村上春樹氏である。OBで元警視総監の池田克彦氏が先日、日経のコラムで書いていた。

 ▼入試に情実が入り込む隙間はない。そう言い切りたいところだが、特別なルートの存在を信じる人が、後を絶たない。だからこそ、テレビのサスペンスドラマや推理小説で、裏口入学が繰り返し題材に選ばれる。

 ▼文部科学省の前局長が受託収賄容疑で逮捕されたのは、今月4日だった。東京医科大学に便宜を図る見返りに、自分の息子を合格させてもらう。これを果たして賄賂と認定できるのか。異例の事件が新たな展開を見せている。東京医科大学が数年前まで、毎年10人前後の受験生を不正に合格させていた疑いも出てきた。東京地検特捜部はすでに、不正合格者のリストを入手している。

 ▼入試問題の漏洩(ろうえい)や替え玉受験。受験生の父母に嘘の裏口入学を持ちかけ、現金をだまし取る手口もあった。大学が長年にわたって、組織的に特定の受験生を合格させていたとしたら、大学不正入試の歴史のなかでも、悪質さは際だっている。

 ▼「能力がないなら、お前の親を恨め」。韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領の友人の娘が、名門女子大に裏口入学後にうそぶいた。この一言が、若者の怒りに火を付け、前大統領は罷免に追い込まれた。リストに載っている元受験生と親は、今頃すくみ上がっているはずだ。


タグ:産経抄
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