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【長谷川幸洋】最新ニュース速報 2018年4月10日 [★【動】IT番組★]

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名将は、日本のサッカーの弱点を指摘し続けていた。「第2のカマモトを育てていない」。

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【産経抄】4月10日

 東京五輪を4年後に控えた昭和35年、サッカー日本代表の強化が急務だった。当時の西ドイツからコーチとして招かれたのが、35歳のデットマール・クラマーさんである。

 ▼来日するや、代表チームが合宿している日本旅館に入り、畳の部屋で寝て、みそ汁をすすった。ホテル暮らしでは、選手の気持ちがわからない、というのだ。ミーティングでは、「大和魂」や剣道で使われる「残心」といった日本語が次々に飛び出した。日本について書かれた本で、猛勉強してきたらしい。

 ▼練習では、基本を徹底的にたたき込んだ。その成果が、8年後のメキシコ五輪銅メダルの快挙に結びつく。「日本サッカーの育ての親」とたたえられるゆえんである。選手との絆の強さを示すエピソードが残る。単身赴任だったクラマーさんの夫人や子供を東京五輪に招待しよう。選手が教え子たちにカンパを呼びかけ、家族そろっての来日が実現した。

 ▼その後も多くの外国人の指導を受けてきた日本のサッカーの歴史のなかで、前代未聞の出来事である。W杯ロシア大会開幕の2カ月前という大事な時期に、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督の解任が決まった。その采配にはかねて批判の声が強かった。選手の信頼も失っているとなれば、仕方あるまい。

 ▼ただ代表チームの成績不振の原因は、監督の選手起用や戦術の失敗だけではあるまい。もっと根が深いのではないか。3年前に90歳で亡くなったクラマーさんは、バイエルン・ミュンヘンを欧州王者に導いた実績もある。名将は、日本のサッカーの弱点を指摘し続けていた。

 ▼「第2のカマモトを育てていない」。メキシコ五輪で得点王になった、釜本邦茂選手のような名ストライカーの不在を嘆いていた。


タグ:産経抄
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【教育動向】社会科が変わる!「暗記教科」から「最も使える教科」へ 新学習指導要領 [❹教  育]

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【教育動向】社会科が変わる!「暗記教科」から「最も使える教科」へ 新学習指導要領

 高等学校で、2022年から年次進行で実施予定の新学習指導要領は、これまでにない大改訂となります。

 今回は、注目が集まっている社会科の再編について、資質・能力ベースの今改訂を読みやすくまとめ教育書界のヒット作となった『「資質・能力」と学びのメカニズム』(東洋館出版社)の著者・奈須正裕先生に解説していただきます。

「社会を生きる上で役立つ」社会科へ

 戦後に設置された「社会科」の出発点は、今の総合的な学習に近い位置づけで「現実社会の問題を、探究しながら解決していく」教科でした。

 今回の改訂ではその原点に帰り、現実社会を生きる上で「使える」教科にしていこうとしています。必修科目として「地理総合」「歴史総合」「公共」が置かれます。ここでは、「歴史総合」と「公共」について解説します。

 

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タグ:教育動向
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10~20代、「車買いたくない」5割超、レンタルやシェアに関心

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10~20代、「車買いたくない」5割超、レンタルやシェアに関心

 日本自動車工業会(自工会)が9日発表した平成29年度の乗用車市場動向調査によると、車を保有していない10~20代の社会人などのうち購入したくない層が5割を超えた。一方でレンタカーやカーシェアリングには関心を示し、車の維持管理費などに負担感を感じ「所有」にこだわらない若者が増えている傾向が浮き彫りになった。

 自工会は若年層の意識を探ろうと、大学生を含む10~20代を対象にウェブで調査を昨年行った。

 回答した1千人のうち、車を保有していない800人に購入する意向があるか尋ねると「買いたくない」が前回の27年度調査比1ポイント増の29%。「あまり買いたくない」(25%)と合わせると54%に達した。

 買いたくない理由を複数回答で聞くと「買わなくても生活できる」が33%と最多。これに「駐車場代など今まで以上にお金がかかる」(27%)、「お金はクルマ以外に使いたい」(25%)が続いた。

 また、非保有者のうち購入意向のある366人に関心のある車の利用方法を尋ねると、レンタカーが最も多く71%。複数の人が同じ車両を共同利用するカーシェアは51%を占めた。

 


タグ:自家用車
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親の言うことばかり聞く子どもには危機感を持ったほうがいい [❹教  育]

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「宿題は出さない」「固定担任制は廃止」。麹町中学校校長の工藤勇一氏は、次々と急進的な改革方針を打ち出す。さらに2018年度からは、これまで当たり前に行われていた「テストの常識」を変えるという試みも……。しかしその舞台は公立中学。我が子を預ける立場の保護者の中には、「普通の学校ではなくなっていくこと」に対して不安を抱える人がいるのも事実だ。工藤氏はそうした声を面と向かって受け止め、言葉を尽くして語り合うことで、学校と保護者が一体となる関係を築いている。その現場の一つをレポートしたい。

千代田区立麹町中学校校長・工藤勇一氏とPTAによる座談会の様子(2018年3月)

今の子に必要なのは「自由に転職したり、起業したりできる力」

 新年度を目前に控えた2018年3月のある日。麹町中学校の会議室には続々と保護者が集まっていた。入り口の案内板には「The 麹中座談会」と書かれている。工藤氏を囲んで自由に議論をするための場として、一昨年度から同校のPTAが企画する自由参加のイベントだ。

 会は「麹町中学校の目指すところ」と題した工藤氏のプレゼンテーションから始まる。パワーポイントを活用しながら語りかけるいつものスタイル。だがその言葉は刺激的だった。

「AI(人工知能)やロボットなどの技術が進展し、経済構造が大きく変わりつつあります。大企業に就職しても安泰とは言えない時代となりました。弁護士や会計士、内科医などの高度な専門職も、いずれはAIに取って代わられるかもしれないとも言われています。今の子どもたちに求められるのは『自分の力で転職したり、起業したりできる力』なんです」

 

 

 

 


タグ:教育改革
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