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【浪速風】封を切れば「保守の遺言」 西部邁さんから(3月3日) [【動】憂  国]

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【浪速風】封を切れば「保守の遺言」 西部邁さんから(3月3日)

今年1月に亡くなった西部邁さん

 

 知り合った人や出版社から、ときおり本を送っていただく。著者の思いと労力がこもったものだから、目を通し、必要なら礼状を書く。あるとき封を切って目を見開いた。1月に死去した評論家、西部邁さんの「保守の遺言」(平凡社新書)だった。表書きを見ると「著者謹呈」とある。

 ▼小欄が東京にいたころ、親しくさせていただいた。大阪に戻って会う機会は減ってしまったが、著作の多くを読んできた。今も敬意と愛情を抱いている。他者に迷惑をかけるなら自裁すると以前から語っていた。自殺を認めるわけではないが、入水を聞いて西部さんは自らの思想を貫かれたと思った。

 ▼本の末尾でご家族や親族に別れを告げている。「僕流の『生き方としての死に方』に同意はおろか理解もしてもらえないとわきまえつつも、このあとがきの場を借りてグッドバイそしてグッドラックといわせていただきたい」。ゆるんできた春の光のようにまろやかで、涙が出る。

 


タグ:浪速風
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トヨタ、自動運転の新会社に3千億円投資 社員1000人規模に [1)経営・ビジネス]

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トヨタ、自動運転の新会社に3千億円投資 社員1000人規模に

 ジェームス・カフナー氏(提供写真)

 

 トヨタ自動車とデンソー、アイシン精機は2日、自動運転技術を開発する新会社を共同出資で3月下旬までに東京に設立すると発表した。3千億円以上の開発投資を見込む。3社の社員の300人程度で発足し、国内外から技術者を採用して千人規模に拡大する。最高経営責任者(CEO)は米国人のジェームス・カフナー氏で、社内公用語は英語とする。

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タグ:トヨタ
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【産経抄】韓国は本当に米国にとって重要なのかも議論され始めた 3月3日

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【産経抄】韓国は本当に米国にとって重要なのかも議論され始めた 3月3日

1日、トランプ米大統領と電話会談する韓国の文在寅大統領(韓国大統領府提供・共同)

 

 韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は1日のトランプ米大統領との電話会談で、近く北朝鮮に特使を派遣する方針を伝えた。これについて、サンダース大統領報道官は、朝鮮半島非核化のプロセスとして歓迎の意向を示したが、さて米国の本心はどうか。対北融和路線を突き進む文政権への警戒心を、一層強めたのではないか

 ▼「米国では今、『韓国疲れ』が広がっている」。先日、韓国駐在経験のある知人の外交官からこんな話を聞いた。北朝鮮危機を契機に、政府・軍レベルで韓国との接触・対話が大幅に増えたことで、米国は今さらながらに韓国の安全保障観や対北認識などの異質さを思い知ることになったのだという。

 ▼これまで米国では、一部の韓国専門家が、韓国の考えを米国人が理解できるように「翻訳」し、周知していた。それが通用しなくなり、米国はむき出しの韓国を知って「この人たちはいったい何なんだ」と当惑しているのだそうである。

 ▼2日には、有能な「翻訳者」だった米国務省のジョセフ・ユン北朝鮮担当特別代表が辞任した。いったん駐韓大使に内定し、取り消されたジョージタウン大のビクター・チャ教授もその一人だったろう。米政府では対北融和派の退潮が目立つ。

 ▼米国内では最近、韓国は本当に米国にとって重要なのかも議論され始めた。トランプ氏も文氏に不信感を持っているとされる。米国が韓国観を改めるのは日本にとり別に悪い話ではないが、そのまま退いていけばどうなるか。

 ▼北朝鮮の金日成主席(当時)は1980年、南北統一の方策として「高麗民主連邦共和国制」を提案したその前提条件は「朝鮮半島の緊張緩和」「米国の干渉中止」などである。その日が来るのは、意外と近いのかもしれない。

 

 


タグ:産経抄
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【サイバー潮流】2018年は国家レベルのサイバー攻撃が活発化の予想 ハッカー特定に「諜報も重要」 [2)世界・軍事]

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【サイバー潮流】2018年は国家レベルのサイバー攻撃が活発化の予想 ハッカー特定に「諜報も重要」

 今年に入り、国家が関与するサイバー攻撃が相次いで判明した。2月だけでも、米ホワイトハウスが世界各地で損害を引き起こした昨年6月のサイバー攻撃についてロシア軍の関与を断定する声明を発表。北朝鮮のハッカー集団が日本の団体に攻撃を仕掛けたという分析も公表された。今後も国家レベルの攻撃が多発するとみられており、国の関与を特定する分析は必要不可欠だ。ただ、特定をめぐって根拠に乏しい情報が流れると、国同士の摩擦や紛争を引き起す恐れがあり、より慎重で正確な分析が求められる。(外信部 板東和正)

マルウェアで「指紋照合」

 「2018年には、国家レベルのサイバー攻撃がさらに活発化すると考えられる」

 米情報セキュリティー会社「ファイア・アイ」のマーティン・ホルステ氏(クラウド担当最高技術責任者)は昨年12月、同社が発表したリポートでそう述べた。

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【紅い脅威・AI軍事革命】(上)近未来戦争を担う人材育成 無人兵器世界一狙う中国 [2)世界・軍事]

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【紅い脅威・AI軍事革命】(上)近未来戦争を担う人材育成 無人兵器世界一狙う中国

 中国の北京に「八一大楼」と呼ばれる巨大な建物がある。8月1日の人民解放軍創建記念日の名を冠した国防部の施設で、軍の中枢である共産党中央軍事委員会の本部が入っているため、中国のペンタゴン(米国防総省の本庁舎)と呼ばれることもある。

 昨年7月19日、そこで国防科技大の学部の一つに相当する知能科学学院の設立式典が行われた。AI(人工知能)技術の軍事利用を専門とする軍直属の研究、教育機関で「新武器を開発し、近未来戦争を担う人材を育成する」のが目的だ。

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