【世界は今… #93】米国、ナショナリズムの弱体化 / 冬季オリンピックのあれこれ / スイスのファスナハト / イタリア総選挙と在外投票 / 水野久美~標高世界一・ペルーの塩田[桜H30/2/22] [◆【桜ワールドネットワーク】]
【浪速風】「1人はみんなのために」と金をつかんだ3本の矢(2月22日) [◉日本流を考える]
毛利元就(もとなり)の「三矢の教え」を思い出す。病床に伏した元就が3人の息子を呼び寄せる。まず1本の矢を折って見せ、続いて3本を束ねて折ろうとするが、折れない。「このように3人が結束して、毛利家を守ってほしい」。平昌(ピョンチャン)五輪のスピードスケート女子団体追い抜きで、リンクに放たれた3本の矢も強かった。
▼終始、隊列を乱さず、腕の振りも、足の運びもそろって、個人のメダリストをそろえた強豪オランダに勝った。強さだけでなく、その美しい滑りに感動した。いや3本の矢ではなかった。チームは4人、さらにコーチらも一丸となって、長い時間をかけて技術と戦術を磨いた。
▼「和」がもたらした金メダルだ。対比するのは気の毒だが、韓国はチームワークの乱れが批判され、選手が謝罪会見する騒ぎになった。「1人はみんなのために、みんなは1人のために」というラグビーの格言は、どんな団体競技にも通じる。オリンピックとはかくも教育的である。
【教育動向】子どもが自発的に勉強に向かう対話[やる気を引き出すコーチング] [❹教 育]
【教育動向】子どもが自発的に勉強に向かう対話[やる気を引き出すコーチング]
先日もまた、親子でコーチング講座に参加された方がいらっしゃいました。今回は、小学校5年生の女の子とお母さん。
小学生がいても、私はもうまったく遠慮はしません。大人向けの内容をそのままやります。今回は、大人にとっても、少し難しいお題を投げかけました。「あなたはどんな○○でありたいですか?」。
○○のところは、各々が置かれている立場や役割を自由にあてはめてもらいます。例えば、学校の先生であれば、「どんな教員でありたいですか?」、保護者の立場であれば、「どんな親でありたいですか?」といった問いになります。
【就活リサーチ】合同説明会 知らない会社もあえて回ろう [1)経営・ビジネス]
「ざんねんないきもの事典」100万部を突破 児童書では異例
「ざんねんないきもの事典」100万部を突破 児童書では異例
動物の進化をユニークな視点で紹介する児童書「ざんねんないきもの事典」(高橋書店)の発行部数が100万部を突破したことが20日、分かった。
児童書では異例のミリオンセラーとなった。平成28年5月刊行。哺乳類や爬虫(はちゅう)類、昆虫などの動物について人間の目から見て「残念」な特徴をユーモラスなイラストとともに解説。
幅広い世代に読まれ、大手取次会社の日本出版販売の集計で、昨年の本のベストセラー2位に入った。
【阿比留瑠比の極言御免】左派のどこが「リベラル」か
【阿比留瑠比の極言御免】左派のどこが「リベラル」か
政治記事を書くうえで、ずっと違和感を覚え、どうしてそう言うのか意味不明なので極力、使わないようにしてきた言葉がある。それは「リベラル」である。本来は「自由を重んじること」や「自由主義的なさま」のことのはずだが、政界では明確に違う意味で使用されている。
■迷える左翼の新看板
「リベラル勢力結集の要として頑張りたい」
「リベラル勢力の再結集をはかろう」
これは、社民党の福島瑞穂元党首が昔から、好んで口にする言い回しである。だが、果たして福島氏は本当に「リベラル」なのだろうか。むしろ、端的に言えば「左翼」「左派」というのが本当だろう。
いくら当人がリベラルを自称しているからといって、左翼のことをリベラルと言い換えるのは、新聞表記上の一種のごまかしではないかと思ってきた。
こうした疑問について、ちょうど徳島文理大の八幡和郎教授が26日に新著『「立憲民主党」「朝日新聞」という名の“偽リベラル”』を出版するというので聞いてみた。八幡氏の解説は明快である。