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ロシアには意外にも、時々非常にリベラルな制度がある。
日本では原則認められていない代理出産だが、ロシアでは積極的な議論が交わされ、完璧ではないものの法整備もされている。
ロシアはますます、かつてのタイやインドの代わりとして、代理出産を望む日本人カップルの注目を集めるだろう。
ロシアの代理出産の定義
最初に断っておくと、ロシアにおける代理出産とは、依頼者カップルの卵子・精子(またはドナーの卵子・精子)を体外受精させてできた受精卵を、第三者の女性の子宮に入れ、出産してもらう方法のことを指す。
つまり代理母と産まれてくる子供は、遺伝的なつながりを持たない、というのが原則だ。
出産する第三者の女性が卵子ドナーになる場合(遺伝上の母になる場合)は、ロシアで言うところの「代理出産」とはならない。
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