アフガニスタンの首都カブールの一角、日本や欧米諸国などの大使館があったエリアに翻るタリバンの旗(Mansour-Ibrahimi/Gettyimages)

 英エコノミスト誌1月7日号は、アフガニスタンのタリバンに対するパキスタンの政策が破綻するに至っていることなどを論じる記事を掲載している。その要旨は次の通り。

 タリバンは、1990年代にパキスタンの軍情報当局が関与して作られ、以来、彼らによって庇護されてきた。パキスタンはタリバンを通じてアフガンをコントロールし、インドとの戦闘に際して死活的な「戦略的縦深性」を獲得することを欲した。

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