国外の大会で頭髪を覆わない状態で競技し、注目を集めたイラン女子選手の家族の家が、解体されたと伝えられている。
スポーツクライミングのイラン女子代表、エルナズ・レカビ選手(33)は今年10月、韓国で開かれたアジア選手権で、ヘッドスカーフをつけずに競技したことが注目された。
そのレカビ選手の家族の家とされる建物が破壊されている動画が、今月に入り拡散されるようになった。動画では、地面にスポーツのメダルが複数、散らばっている。レカビ選手のきょうだいで、自身もトップレベルのアスリートのダヴード氏が、泣いている姿も映っている。
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