北朝鮮の軍用機航跡180本を確認、韓国戦闘機80機が緊急発進 「万全の対応態勢を維持」
北朝鮮が挑発行動を強めている。韓国軍合同参謀本部は4日、北朝鮮の上空を飛ぶ軍用機の航跡を約180本確認し、韓国軍の戦闘機約80機を緊急発進させたと明らかにした。
北朝鮮機は4日午前11時~午後3時ごろ、内陸部や日本海、朝鮮半島西側の黄海など各地で確認された。韓国軍は最新鋭ステルス戦闘機F35Aなど約80機を発進させ「万全の対応態勢を維持した」としている。
北朝鮮は3日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を含むミサイル計6発を発射したほか、日本海に向け約80発の砲射撃も実施した。
米韓空軍が4日終了予定だった合同訓練を5日までに延長すると、北朝鮮外務省は4日夜、「最後まで超強力な対応をとる」と反発。さらなる武力措置を示唆した。
北朝鮮は今年に入り、ミサイルによる挑発を30回強行、80発以上を発射した。核実験の強行も懸念されている。
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