国際労働機関(ILO)は12日、武力紛争や気候変動、世界的な新型コロナウイルスのパンデミックなどの影響で、「現代奴隷」の問題が深刻になっているとの報告書を公表した。

ILOは世界で約5000万人、つまり150人に1人が強制労働や強制結婚の状態にあると報告。5年前と比べて1000万人近く増えたことになる。

ILOはこの状況悪化について、「衝撃的」だとしている。

ガイ・ライダーILO事務局長は、「このような根本的な人権侵害が続くことは、いかなることがあっても正当化できない」と述べた。

>>続きを読む