【日本の解き方】欧米で進むワクチン接種証明、日本も積極的に活用すべきだ コロナとの共存を考えるしかない
米ニューヨーク市は、飲食店やジム、娯楽施設など屋内施設の従業員や顧客に、新型コロナワクチンの接種証明提示を義務化すると発表した。日本では公平性の観点などで否定的な声もあるが、ワクチンの接種証明を活用することで経済・社会活動を進める選択肢はないのか。
接種証明などの提示義務化については、米バイデン政権では外国人入国者に対して原則として適用するという計画もある。
航空会社や旅行会社は入国制限の緩和を求めていたが、デルタ株流行で見送られ、逆に入国者へのワクチン接種の義務化が検討されている。その場合、国別による一律の規制ではなくワクチン接種で合理的に扱いを変えるというものになるだろう