【ギモン解消!!ワクチン接種Q&A】自衛隊運営の大規模接種が本格再開へ 1回目は東京で1万人、大阪で5000人



 自衛隊が運営する大規模接種センターが1回目接種を本格的に再開する。6月下旬から2回目が大半を占めていたが、8月1日以降は1日あたり東京会場で1万人、大阪会場で5000人が1回目を受ける。


 65歳以上の高齢者で2回の接種を完了した人は3分の2を超えたが、コロナ感染「第5波」では20~30代の感染が急拡大、40~50代の入院や重症化も問題視されている。職域接種も新規受け付けが停止されているなか、接種の加速は急務だ。


 対象は18歳以上で市区町村の接種券があれば地域は問わない。ワクチンは米モデルナ製を使う。


 1回目再開に伴う予約は、29日に8月1日の接種分を受け付ける。予約は今後、月曜にその週の木曜から日曜に接種する分、木曜に翌週の月曜から水曜分の受け付けを始める。これまでは1週間単位だったが、台風でセンターが運営できない事態を想定し、週の前後半に区切ることにした。


 センターの開設期間は当初、8月下旬までの3カ月間としていたが、9月25日ごろまでの延長が決まった。1回目は8月28日まで。その後は運営終了まで2回目となる。


 予約は防衛省ホームページと通信アプリのLINE(ライン)、電話窓口で可能。電話番号は東京会場(0570)056730、大阪会場(0570)080770。