【日本語メモ】海をはさんだ「同級生」問題 [2)伝統・文化]
【日本語メモ】海をはさんだ「同級生」問題
とうとう東京オリンピックが始まり、24日夜現在で日本の金メダル獲得数は「1」となっています。より一層スポーツに対する関心が高まっているかと思います。校閲部の作業も大忙しです。
五輪開幕前のある日、運動面で「日本出身のAさんと韓国出身のBさんは同級生のライバル」という趣旨の一文に出くわしました。ちょっとひっかかるところはありますが、「まあ言わんとするところは分かるのでいいかな」とスルーしたのですが、校閲キャップから「待った」がかかりました。
同級生というのは本来の意味的にはあくまで同じクラスに在籍していた者を表す言葉で、この2人の場合当てはまらないのではないかというわけです。調べてみますと2人が同じクラスに在籍した事実はありませんでした。
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