まだ野放し「ザル入国」ネパールなど規制強化へ インド周辺国は規制対象外のケースも 「水際対策は先手を打つのが必須」専門家
新型コロナウイルスの変異株が猛威を振るうインドから日本への入国規制が1日から強化された。だが、国境を接するネパールなど感染者の急増が目立つ周辺国は規制の対象外のままのケースもあり、空港検疫などをすり抜ける「ザル入国」も続いている。日本政府は水際対策の強化に乗り出す方針を固めたが、専門家はより厳しい措置が必要だと指摘する。
米ジョンズ・ホプキンズ大の集計では、ネパールの5日の新規感染者数は8605人と過去最大を記録した。今年2~3月は100人程度で落ち着いていたが、4月後半以降、感染力の強いインド由来の変異株の影響で急拡大している。
コメント 0