【皇室ウイークリー】（６８４）両陛下、宮城の復興状況をご視察 子供の心のケアに関心寄せられ

【皇室ウイークリー】（６８４）両陛下、宮城の復興状況をご視察　子供の心のケアに関心寄せられ

2021.3.19 12:00 ライフ 皇室

東日本大震災の発生から１０年に当たり、宮城県気仙沼市の被災者らと画面越しに懇談される天皇、皇后両陛下＝１７日午後、赤坂御所（宮内庁提供）

　天皇、皇后両陛下は１７日、東日本大震災から１０年に当たり、お住まいの赤坂御所と宮城県の自治体をオンラインでつなぎ、復興状況を視察するとともに、自治体関係者や被災者らを見舞われた。今月４日の岩手県に続く震災被災地の視察で、両陛下は約２時間にわたって交流された。

　会場は、県庁（仙台市）と気仙沼市、山元町の３カ所を設定。両陛下は県庁の村井嘉浩知事から、ハード面の復興が進む一方、現在も被災者の心のケアなどの課題に取り組んでいるとの説明を受けられた。

　天皇陛下は、「具体的にはどのようにされていますか」とご質問。村井知事が震災後、子供の不登校が問題になっていると明かすと、皇后さまは「もう少し詳しくお話しいただけますか」と関心を寄せられた。

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