【日本の解き方】第3波予測も財源もあったのに医療崩壊で大騒ぎする不可解 欧米より低い感染者と重傷者の数、この半年間何をしていたのか



 新型コロナウイルスの感染者数拡大で、自治体によっては病床が逼迫(ひっぱく)していると指摘されている。


 医療崩壊とは、「必要とされる医療」が「提供できる医療」を超えてしまうことを意味する。必要とされる医療が需要サイドであり、供給できる医療が供給サイドだ。


 一般のサービスであれば、超過需要分は実施されないで済む。需要側としては不満であるが仕方がない。しかし、医療の場合には、人の生死に関わってくる。大地震のように予測できない災害の場合、医療崩壊が生じることもある。


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<抜粋>


第3波の大きさは予測できないものの、医療崩壊させないための対応を含めて、5月の第2次補正予算で予備費10兆円が計上されていたはずだ。その正式名称は、新型コロナウイルス感染症対策予備費だ。今になって財源不足だというのはおかしなことで、何のための補正予算の予備費だったのか。