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三島由紀夫没後50年 日本に広がる「精神の曠野」を的中した三島の予言 評論家・宮崎正弘氏が特別寄稿 [1)憂  国]

三島由紀夫没後50年 日本に広がる「精神の曠野」を的中した三島の予言 評論家・宮崎正弘氏が特別寄稿

陸上自衛隊市ケ谷駐屯地で演説する三島由紀夫 =1970年11月25日
陸上自衛隊市ケ谷駐屯地で演説する三島由紀夫 =1970年11月25日

 日本を代表する作家、三島由紀夫が東京・市ケ谷の自衛隊駐屯地で自刃を遂げて25日で50年になった。三島が命を賭して訴えたかったものと、令和に入ったわが国の現状とは。日本人はこれでいいのか。学生運動を通じて三島と深くかかわった、評論家の宮崎正弘氏が特別寄稿した。

 あの驚天動地の衝撃となった三島事件から半世紀を経て、当時の全共闘世代は後期高齢者に近付き、60年安保世代の多くは鬼籍に入った。

 歳月の流れは速い。「昭和元禄」といわれた経済の高度成長は峠をこえて、バブル崩壊後の日本は右肩下がりのGDP(国内総生産)。国民から活気は失われ、詩の精神は枯渇し、草食系男子が蔓延(はびこ)り、伝統的な価値観は鮮明にひっくり返った。伝統文化は廃(すた)れた。

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