米連邦捜査局(FBI)が、訪問者をスマートフォンでリアルタイムに確認できる「Ring」などのスマート・ドアベルを使って、何者かが警察を監視しているのではないかと懸念していることが、ハッキングで流出した複数の文書で明らかになった。

複数文書には、2017年に何者かが遠隔で、警察が捜索令状に基づき活動する様子を監視していた事案について書かれている。

この情報は、米オンラインメディア「ザ・インターセプト」がオンライン上で、ハッキングで流出した文書の中から見つけた。

逆にプライバシー擁護派は以前、スマート・ドアベルのデータが警察と共有されるのではないかと懸念していた。

遠隔で「法施行機関の活動を監視」

ハッキングされた文書は「BlueLeaks」と総称されるもので、250以上の警察ウェブサイトから盗まれた。

問題となっている文書は、ホームセキュリティ・システムやスマート・ドアベルが、警察にとってどういう長所と短所があるかをまとめた技術分析報告書だ。

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