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ラグビーW杯ボランティアのマネジメントに迫る [◆論  評◆]

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 空前のラグビーブームを巻き起こしたラグビーワールドカップ(W杯)が11月2日に幕を閉じた。主催したワールドラグビーのビル・ボーモント会長は「過去最高のW杯」と日本大会を総括したが、その大舞台を支えたのが大会ボランティアの存在である。試合会場の運営補助や最寄り駅や空港での案内、街中に設置されたファンゾーンにおける来場者サービスなど、44日間にわたる大会期間中、およそ1万3000人が活動した。

大会の盛り上げ役として1万人を超えるボランティアが参加した
(写真・YUKA SHIGA)

 ボランティアの「おもてなし」に対しては、出場チームの選手をはじめ、国内外の観客や海外メディアからもさまざまな称賛が送られた。もともと意識の高い人たちが参加したからと言ってしまえばそれまでだが、彼らのマインドを高め、チームとしてのベクトルを合わせることに成功したボランティアのマネジメントはいかなるものだったのか。その舞台裏を振り返る。

 約1万人の募集予定に対し、応募総数は歴代W杯最多となる3万8000人を超えた。2011年のニュージーランド大会に続き、ボランティアのマネジメントに携わった組織委員会人材戦略局次長のデボラ・ジョーンズ氏は、「前回はボランティア希望者に個別面接を行いましたが、今回はグループワークを採用しました。参加者のコミュニケーション能力やリーダーシップを把握するために、メンバーと協力しながら目標を達成できる人を優先的に選びました」と振り返る。

 

 

 

 


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