2019年の3月、ダイソーがニューヨークに米国東海岸の第一号店を出した。オープニングしたばかりのころは、外に長蛇の列が出来て店に入るまで人々は30分くらい並んでいたという。開店して4ヶ月ほどたった現在、どんな様子になっているのか筆者も来店してみた。

 ダイソーがあるのは、マンハッタンから7番の地下鉄に乗って40分ほどの、クイーンズの東側にあるフラッシングという区域だ。ここは元々アジア系の移民が多い住宅街だったが、現在では特に中国系移民が増えて高層ビルのホテルなども建ちはじめ、マンハッタンの中華街をしのぐ勢いでコミュニティが膨らんでいる。

 このフラッシングにあるスカイヴューモールというショッピングセンターの中に、ダイソーが出来たのだ。同じビルの中にはユニクロ、米国の大手百貨店ターゲット、地下にはファストフードやアジアの食材が揃っているスーパーマーケットもあり、家族連れが週末に時間をつぶすには格好の場所である。

ニューヨークで人気を呼ぶダイソー

人気は化粧品など

 さて噂のダイソーは、思ったほどの広さはなかったけれど、やはり週末だったこともあってかなり混み合っていた。

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