参院選「油断すれば与党大敗の可能性高い」 安倍政権に不利な“無風”状態 文芸評論家・小川榮太郎氏が分析




小川氏は、低調な参院選を心配した

 


 中盤戦に突入した参院選(21日投開票)は、自民、公明与党が順調な戦いぶりを見せているが、本当にそうなのか。文芸評論家の小川榮太郎氏が緊急寄稿した。



 参院選の情勢調査結果が出てきた。報道各社とも「自公与党が改選過半数(63議席)を確保」と分析し、産経新聞は9日、勝敗の分け目となる32の「一人区」で「自民党は19選挙区で先行」と報じた。


 アベノミクスが功を奏し、安倍晋三首相が外交舞台を取り仕切る「世界の顔」となるなか、声なき声が安倍政権を支持してきたのは事実だ。一方で、野党側には勝利する気概も、それにふさわしい顔ぶれも存在しない。


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