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日本の最先端農業「ドローンで田植え」 [2)産業・技術]

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種もみをまいているところ。キラキラと輝いて見えるのが種

 

 コメの生産コストで最も大きいのは労働費だ(10アール当たり※注)。そのうち、育苗(苗を育てること)と田植えを合わせた比率は3割弱。この部分がカットできると、生産コストの低減効果が大きい。そのために、米カリフォルニア州で一般的な種もみを空中散布する技術を日本に根付かせたい。ただし、圃場の規模に合わせて飛行機ではなくドローンで。こんな試みが福島県楢葉町の水田で行われた。

丈の短い品種を空中散布

 楢葉町の広さ3反(30アール)の田んぼ。ズォーという大きな羽音を立てて、全長2メートル近い8枚プロペラの大型のドローンが飛んでいく。下部に取り付けられたタンクから種もみをばらまき、水面が一部だけ雨粒が落ちているように泡立つ。傍らで見守る農家が「すごいなあ」と声を漏らした。

 

 

 

 


タグ:ドローン
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