孫文が眠る「南京中山陵」 6月から見学無料、事前予約制で

南京中山陵(2018年5月31日撮影)。(c)CNS/泱波〔AFPBB News

 易姓革命を繰り返す中国は、前王朝の歴史を否定することによって自己を正当化できた。白を黒に塗り替えることで権力を維持することができたのだ。

 国民の支持を問うこともなく権力者になった者は、誰かを悪者とする敵に見立てる必要がある。

 悪者にされているのは華夷秩序に従順でない日本である。その仕かけが歴史戦であり、「南京大虐殺」である。

 独裁政権(あるいは絶対君主)下の国民は自由を制約され、真実を知る権利も語る権利も剥奪され、権力者が「強いること」を語らなければ生きられないように運命づけられている。

 強いられることが嘘と分かっていても否定できないし、むしろ拡大することが歓迎されるという悪循環を生み出すこととなる。

 南京大虐殺が正しく格好の題材である。地道な歴史研究で白の証明をすることが論理的であるが、統治の手段として敢えて白を黒とする相手に論理は通用しない。

 以下に、「南京大虐殺」はなかったことを証明し、統治の手段として利用している現実を確認する。

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