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子育て中の親がもし病気になったら……周囲も知っておきたいサポートと心のケア [3)ライフ]

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毎月のように、新しい子育て本、教育本が書店に並ぶ。教育熱心な親、子育てに悩む親がそれだけ多いということなのだろう。教育に関してはさまざまな考え方があり、どのような考え方を選ぶかは各家庭の裁量だ。ただ、一つの考え方に固執するよりも、他種多様な手段・方法・考え方を知って選択肢を持っておきたい。正解はないが、結果はあるのが子育て。あなたは親としてどう子どもと向き合いたいだろうか。この連載では、教育関連本を出版した著者の方たちにインタビューしていく。

 子育てに悩みはつきもの。また、子育てに忙しい時期は、一般的に親たちが仕事上のキャリアを築く時期とも重なりやすい。こういった時期に、もし親のどちらかが大病を患ったら……。『子どもを持つ親が病気になった時に読む本』(ポーラ・ラウフ、アンナ・ミュリエル著/創元社)は、このような親たちの不安や疑問に応える一冊だ。また、闘病する親たちの周辺にいる人にとっても、意味があるだろう。邦訳版の必要を感じ、自ら出版社に出版を提案したという、慶應義塾大学医学部の藤澤大介さんに話を聞いた。藤澤さんは精神科医として、体の病気を持つ患者の心のケアに取り組んでいる。

(KatarzynaBialasiewicz/iStock/Getty Images Plus)
藤澤大介(ふじさわ・だいすけ)さん
慶應義塾大学医学部精神・神経科心理研究室代表。1998年同大医学部卒業、2010年医学博士。ハーバード大学附属病院であるマサチューセッツ総合病院に留学した際に、「親が病気の時の子育て支援プログラム」を知り、本書の邦訳版を提案。精神科医や臨床心理士とともに「慶應義塾大学医学部心理研究グループ」として翻訳を行った。
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タグ:子育て
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