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中国の無人スーパー、無人コンビニはうまくいっている? [1)経営・ビジネス]

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中国の北京や上海を中心に、スマホの決済機能や専用アプリなどで支払いができる無人スーパーや無人コンビニが出現している。アリババやテンセントなどがネット(オンライン)とリアル店舗(オフライン)の融合を図る「新零售(新小売、ニューリテール)」を推進しており、その一環。無人店舗とはどのようなものだろうか。店舗に足を運んでみた。

アリババ集団の無人スーパー「盒馬鮮生(フーマーシエンシェン)」

大きな水槽が目を引く海鮮コーナー

 上海市西部。虹橋空港に程近い場所にあるアリババ集団の無人スーパー「盒馬鮮生(フーマーシエンシェン)」を訪れた。入り口は交差点付近にあってわかりやすかったが、店舗は地下にあった。入店の際、アプリの有無などのチェックはなく、普通のスーパーと同じように入ることができた。

 入り口に近い野菜や果物売り場から歩き始めたのだが、真っ先に目に留まったのは海鮮コーナーだった。大きな水槽に生きた蟹やエビなどが入れられており、それを自分ですくって、その場で調理してもらえる。すぐに食べられるイートインのコーナーも隣接していた。ほかにも、飲料や加工食品、菓子、お茶、肉類などが整然と陳列されている。中国のローカルスーパーと比べると、品揃えは洗練されているようだ。ハーブなどの植木鉢も売られていた。総菜や手作りのパンコーナーも充実していて、規模はかなり違うが、「コストコ」のようなイメージに近い、といえばわかりやすいだろうか。ちょっとオシャレな雰囲気も漂っている。もし家の近くにあったら便利だろうと思わせられるような、中規模のスーパーだった。

 

 

 

 


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