米国のシンクタンク、ウッドローウィルソンセンターのロバート・リトワク上級副所長が、1月3日付けニューヨーク・タイムズ紙掲載の論説で、米韓は共同戦線を張って、北朝鮮に対し核開発の凍結を求めるべきである、と述べています。要旨は以下の通りです。
金正恩は元旦の演説で、核のボタンに言及すると同時に、南北の話し合いを呼び掛けた。
金正恩の呼びかけは、米韓が北朝鮮の核計画を現状で凍結し、情勢のさらなる悪化を防ぐための戦略で共同歩調を取る機会をもたらしている。
米政府は北朝鮮との話し合いの前提条件として北朝鮮が非核化に同意することを求めているが、金政権が続く限り北朝鮮が核兵器の廃絶に同意しないことを認める必要がある。
北朝鮮の指導部の最大の関心は生存であり、北朝鮮の行動はこの観点から見るべきである。
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