来日中のトランプ大統領、安倍首相とワーキングランチ

東京・元赤坂の迎賓館で、ワーキングランチに臨むドナルド・トランプ米大統領(右から3番目)と安倍晋三首相(左から3番目、2017年11月6日撮影)。(c)AFP/Toru Kawata〔AFPBB News

 米国のトランプ大統領は延べ12日、5カ国に及ぶ初めてのアジア歴訪を11月14日に終えて、ワシントンに戻った。この米国大統領のアジア訪問は何を残したのか。

 これまでトランプ大統領の対外政策、特にアジアに対する姿勢は不明確な部分が多かった。だが今回のアジア訪問でかなりの部分が明らかとなり、予想外の特徴も浮かび上がらせたといえそうだ。

「意外」なほど歓迎されたトランプ大統領

 トランプ大統領は11月4日にワシントンを発ち、ハワイを経て、まず日本、そして韓国、中国を訪れた。その後、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会談に参加するためベトナムに飛び、さらにフィリピンを訪問した。

 その間、最も熱くトランプ大統領を歓迎したのが日本だった。日本では官民ともに意外なほどの歓迎ぶりをみせたといえる

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