これでいいのか?戦後日本「より良き日本を取り戻そう」

北朝鮮に核放棄させる奥の手、「日本の核保有」論議







北朝鮮に核放棄させる奥の手、「日本の核保有」論議


石破発言が反発されなかった好機を逃してはならない


2017.10.30(月) 森 清勇








北朝鮮の核開発に携わった科学者や技術者のために首都平壌の木蘭館で開かれた宴会に出席した科学者や技術者ら(撮影日不明、2017年9月10日公開)。(c)AFP/KCNA VIA KNS 〔AFPBB News




 北朝鮮は日本の総選挙中に騒ぎを起こすのは得策でないとみていたのだろうか。核実験や弾道ミサイルの発射などを行わなかった。


 米国は本土への北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM) の完成・配備の脅威を目前にして、石油の全面禁輸をはじめとした安保理決議を目指したが、北朝鮮の暴発を怖れる中露の反対により上限の設定で決着した。


 これにより北朝鮮は体制崩壊を免れ、水爆弾頭付のICBMを持つ可能性が大きくなってきた。水爆実験成功後の金正恩委員長の言動をみても、核保有国に進む決意が伺える。


 ドナルド・トランプ米大統領の「あらゆる選択肢がテーブルの上にある」との発言を、日本人は軍事行動も意味していると受け取っているが、米国の一部には核容認論が出始めていることを忘れてはならないだろう


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