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武器持たない戦争を仕掛けられている」 産経新聞編集局編集委員の宮本雅史氏、外国資本による土地購入の現状を語る


産経新聞編集局編集委員の宮本雅史氏(高木桂一撮影)


 


 沖縄「正論」友の会の第44回セミナーが25日、那覇市のネストホテル那覇で開かれ、産経新聞編集局編集委員の宮本雅史氏が「爆買いされる日本の領土」と題して講演した。


 宮本氏は、外国による日本領土への接近の形態について、(1)中国が尖閣諸島を公然と狙うような「見える侵攻」(2)水面下で着々と行われる「見えない侵攻」-があると指摘。後者の実例として、中国をはじめ外国資本が北海道や沖縄県など日本国内で土地購入を急いでいる現状を挙げ「外国は武器を持たない戦争を日本に仕掛けている」と述べた。


 一方で「日本では合法的であり、批判することはできない。アジア諸国でしっかりチェックせずに外国人に土地を売るのは日本だけだ」と強調。「中長期的には日本の主権の問題になる。政府は、首相官邸主導で外国資本による土地購入を規制するための法整備を急ぐべきだ」と訴えた。


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