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【「死刑反対弁護士」4割】死刑存廃定まらぬ意見 保留回答「犯罪被害者のことを考えると回答できない」日弁連に疑義 [◆真相・実態]

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2016.11.9 09:15

【「死刑反対弁護士」4割】死刑存廃定まらぬ意見 保留回答「犯罪被害者のことを考えると回答できない」日弁連に疑義

  

 関東、九州両地方の弁護士を対象にした死刑制度に関するアンケートで、死刑存廃に関する意見が拮抗(きっこう)している現状が明らかになった。態度を保留とした人でも、その多くが「犯罪被害者のことを考えると軽々と回答できない」と慎重な姿勢を見せた。賛否が定まらない中で、日本弁護士連合会(日弁連)が「死刑廃止宣言」を採択したことに改めて疑問の目が向けられそうだ。

 回答者全体の38%が死刑賛成だった関東弁護士会連合会(関弁連)。年代別で見ると30~60代で死刑反対が賛成を上回っていたが、70歳以上では賛否がともに45%で一致し、29歳以下では賛成52%と、反対(28%)よりも多数を占めた。

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