【解答乱麻】「制服に着替えても家から出られない」 不登校の子供の「ＳＯＳ」見抜け 開善塾教育相談研究所所長・藤崎育子 [❹教 育]
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2016.10.5 11:01
【解答乱麻】「制服に着替えても家から出られない」 不登校の子供の「ＳＯＳ」見抜け 開善塾教育相談研究所所長・藤崎育子
新学期が始まり約1カ月が過ぎた。例年9月に入ると、子供が学校に行けなくて悩んでいる保護者からの電話が増える。「朝ベッドから出ようとしない」「準備はしてもトイレから動けなくなる」「制服には着替えるけれど家から出られない」
夏休みを漫然と過ごしてしまったことが悔やまれる。多くの場合、担任の先生と親子でじっくり話すことなく、宿題のやり取りくらいで長期休みに入ってしまっている。本人はもちろん親も先生も夏休みに入ればほっとする。それはいいことだ。しかし、先生とよく話をしなければ、その子にとっての学校生活での課題は明らかにされないまま、休みに入ることになる。
実は1学期に休み始めた子供が、次の学期に学校復帰ができるようにするためには大事なことがある。それは先生と相談をして休みの間に教室に入ってみたり、図書館で本を借りてみたり、部活動に参加してみたりといった学校との関わりを切らさずに生活することなのである。
タグ：不登校
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