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お隣の国は、民主主義国家どころか法治国家といえるかさえ怪しくなっている。

2014.11.29 05:04更新

【産経抄】
11月29日

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 はるか昔、対馬に行ったことがある。そのころは、韓国からの旅行客はほとんどおらず、島の玄関口である厳原ものんびりしたものだった。いまや本紙連載「島が危ない」で紹介したように、目と鼻の先にある韓国から観光客が押し寄せ、わがもの顔で通りを練り歩いているという。

 ▼中には対馬を本来は韓国領だと信じ込んでいる不届き者も少なくなく、つい最近も厳原港で、対馬南署員が釜山行きの船に乗り込む寸前の仏像泥棒を捕まえた。嘆かわしいことに犯人グループには、70歳になる寺の住職も含まれていた。

 ▼韓国では、キリスト教系を名乗る数多くのカルト宗教が跋扈(ばっこ)しているが、仏教よお前もか。仏教では、「四重禁」として出家者に殺人や盗みなどを厳しく禁じている。古希にもなって易々(やすやす)と戒律を破るとは、これまでどんな修行をしてきたのだろうか。

 ▼米国や中国には頭が上がらぬが、対馬や日本に対しては、何をしてもいい、という気分が仏像泥棒だけでなく、韓国社会全体に蔓延(まんえん)している。加藤達也前ソウル支局長の乗った車に生卵をぶつけ、ボンネットに寝そべるなどして走行を妨害したならず者たちもしかり。


 ▼もっと驚かされたのは、韓国警察が、首都のど真ん中、しかも裁判所敷地内での狼藉(ろうぜき)をまったく取り締まらなかったことである。昨日になってようやく重い腰をあげたが、お隣の国は、民主主義国家どころか法治国家といえるかさえ怪しくなっている。

 ▼来年は、日韓国交正常化50年の節目に当たるが、とても祝う気になれない。紅白歌合戦から韓流が消え、韓国を訪れる日本人観光客が激減しているのもうなずける。年末年始に、安いからといってソウルや釜山に出かけて、生卵をぶつけられても知りませんよ。


タグ:韓国の実態
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